マリというアフリカのサハラ砂漠にある国の平均的な一家庭では、約100個のモノを所有して暮らしています。インドのケララ州の家庭が所有しているモノは22個です。アメリカの家庭では約6,000〜7,000個を所有し、日本の家庭では、約8,000〜10,000個のモノを所有して暮らしています。
こういう私たちの暮らしですが、大量生産、大量消費、大量廃棄の他に大量所有のライフスタイルを身につけてしまいました。そしてそれを支えたものが、情報であり、流通であり、サービスでした。
私たちの「モノが欲しい」という欲望に囚われている原因は、「お隣さんは・・」「人並みの暮らし・・・」の意識が原因であり、これが今までの私たちのライフスタイルだったのです。
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