LOHASブログ
 LOHASにラッピング 風呂敷でエコライフ
トータルライフ・コーディネーター/こもの ちほ さん

ラジオ・パーソナリティやマナー講師、そしてラッピング&テーブルコーディネーターなど幅広い分野で活躍されているこものちほさん。
風呂敷の素敵な使い方など、そこから学べるモノの大切さやエコライフの輪を…


最近では若い女性を中心に風呂敷の人気が高まっていますが、こものさんが風呂敷に興味を持ったいきさつなどお話いただけますか?
私はもともとマナーの講師をしていました。マナーと一口にいっても、冠婚葬祭から食事、ビジネスマナーに至るまで多岐にわたっています。もちろん私は全部にかかわっています。その中で、贈り物のマナーの講座のときにラッピングが一緒にできたら受講生は喜んでくれるだろうな、と考えてラッピング・コーディネーターの資格をとりました。

その時京都に「ふろしき研究会」があるのを知り、そのセミナーに参加したところ、日本古来の包み方から新しいアレンジまで、風呂敷の魅力を再発見することができました。そしてReuse(再使用)できるエコアイテムであるということを認識したのです。『このまま私だけが知っているのはもったいない。是非、私のラッピングの教室でも紹介したい。』と思いました。
そこでその場で「ふろしき研究会」主宰の森田さんに『私のラッピング教室で風呂敷の使い方を御紹介してもいいでしょうか?』と申し出たところ、快く許可してくださったのです。そこから私と風呂敷のつながりが始まったのです。

戦後ライフスタイルの欧米化で、だんだんと風呂敷が使われなくなっていきましたが、最近の風呂敷の人気の背景のひとつは“エコ”ですよね。エコへの取り組みとして他にどんなことをされていますか。

エコへの取り組みというと、私たち主婦はお買い物ですね。お買い物にはマイバッグを使います。私は週末に1週間分の食材を車でスーパーマーケットに買いに行きます。その時にそのスーパーの消費者用のバスケットを2個持っていきます。このバスケットは清算した後用で、スーパー内のレジかごとは色分けされていて、1個315円で売っています。
これを持っていけばレジ袋がいらないのでかご1個につきスタンプが1個もらえてそれが20個たまると100円分の買い物ができます。このバスケットのよさは、レジ袋をもらわなくてすむのはもちろん、レジかごから袋に入れ替えることなくそのまま持って帰れるということです。

買い物以外には家庭のゴミについてなるべく減らそうと気をつけています。私は仕事で企画書や原稿を書いたり、コピーをしたりするので紙のごみが出るんです。ですからなるべく有効に使うように、書き損じの紙などはプライベートで裏面をもう一度使うようにしています。
それから仕事上では、ラッピングを教えるときには包装紙を無駄にしない使い方やリボンを経済的に使う方法を必ずお話しするようにしています。


風呂敷のように、一枚の布が対象物の量や形状を問わず、ワインボトルでも包み込む寛容さはすばらしいですよね。LOHASという言葉はアメリカから入って来ましたが、日本古来の考え方と共通しています。トータルライフ・コーディネーターとして、和のライフスタイルの良いところはどのようなこととお考えですか。

日本の素敵なところは、まず、四季があることです。それによって旬の食べ物を楽しめますし、花や木もその季節で楽しめます。着物や風呂敷の柄も季節の花や木に合わせて選びます。逆にその柄や食卓に並ぶ食材で季節を感じることもありますよね。まさに『日本=和』のライフスタイルそのものではありませんか。

四季を感じながらテーブルコーディネートをするのはとても楽しいものです。
それに加えて和のマナーやいろいろな礼儀作法に潜む「いわれ」の意味のすばらしいこと。マナーはよくよく考えてみるとほとんどが道理にかなっているんです。たとえば食事のマナーは食べやすいようにとか、一緒にいる方が気持ちよく過ごせるようにとか・・・。

マナーにも原則とそうでないものがあります。その場に応じて臨機応変に対処していけばいいんです。私はいつも「マナーは相手に対する思いやり」といっています。どんなときでも思いやりをもって接すればまず間違いはありません。季節ごとの食や自然に触れながら自分らしい素敵なライフスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。

最近は日本古来の文化に触れることで癒やされたり、日本文化を再認識する人たちが増えています。そんなことが“和ブーム”に繋がっているのでしょうね。こものさんは、ハワイでも風呂敷のセミナーを開催されたそうですが

この6月にハワイで風呂敷のセミナーを開催しました。ハワイに住む日本人に、日本の伝統文化を伝える風呂敷の良さを再確認し、エコロジーにも興味を持っていただくためです。
日本からツアーを組み、日本からの参加者にはハワイの文化にも触れていただきました。その参加者は、北海道、岐阜、愛知、香川、東京と、各地から参加してくださいました。

ハワイの方々は16人ほどの参加者がありました。その中の1人、60歳の女性(アメリカ女性史研究家)は『今日を楽しみにしてきたのよ!ちょっとした手土産にワインを持っていくことが多いの。でも袋しかないでしょう?今日は風呂敷でのワインの包み方を教わろうと思って…。』と、ワインボトルと風呂敷をかかえていらっしゃいました。セミナーの間はじっと座っていることはなく、積極的に参加され、『もう、目からウロコよ。よかったわ?。』と満足されていました。
また、幅120cmの風呂敷を使ってショルダーバッグを作って皆さんにお見せし、『スーパーマーケットのバスケット1個分くらいは入りますよ。』とお話しすると、皆さん驚いたり、感心したりなさっていました。

このように、風呂敷のいろんな使い方があることをご存じない方がまだまだたくさんいらっしゃいます。今後は日本だけでなく海外にも日本の伝統である「風呂敷」を紹介し、Reuseの仕方を紹介しながらエコライフ通じた交流をしていけたらすばらしいなと考えています。






































 こもの ちほ Profile

慶応義塾大学工学部応用化学科卒業後、株式会社宮崎放送入社。ラジオ番組制作ディレクターとして番組の企画・制作を経て、アナウンサー、ラジオ・パーソナリティーやライターとしてエッセイ連載やインタビュー記事を手がける。
同時にフィニッシングスクールにてマナー講師の資格を取得。ビジネスマナーから冠婚葬祭のマナーまで、カルチャースクールや企業の社員研修等で幅広く活動。
さらに、ギフトラッピングコーディネーター、和風ラッピングコーディネーター、テーブルコーディネーターの資格取得後は、トータルライフ・コーディネーターとして、活動の幅を広げ、フリーランスとして、ラジオのパーソナリティ、ラッピング協会、カルチャースクール講師、サロン主宰、TV出演など、各分野で活躍中。
ラッピング・コーディネーター、Salon de Comono 主宰、ラッピング協会資格認定委員、テーブルコーディネーター、ふろしき研究会会員、マナーインストラクター






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