LOHASブログ
LOHAS EYES/ロハス・アイズ


お豆腐だより


今年の夏もまた、とっても暑い! 暑い夏はやはり「おいしい冷や奴」を食べたいものです。 ローハスクラブのホームページを見た鳥取在住の Mrs. Smith からお豆腐に関してのメッセージをいただきました。

健康食品の代表のようなお豆腐ですが、オーガニック豆腐とかいうのも5%の有機大豆が入っていれば許される実情など、おもしろくてコワイ話をご紹介します。



私は今ニュージーランド人の夫と鳥取で暮らしています。鳥取にくる前は東京・香港で二人とも外資系証券会社で働いていて絵に描いたような都会的な生活をしていましたが、夫が仕事を辞めると言い出して私の故郷である鳥取に来ました。
 
幸い住むところはあったので、毎年リフォームを繰り返しながら徐々に気に入った住空間を実現し、数年前からは隣の家が売りに出たのを幸いにゲストハウスにして東京や海外からの友達も快適に滞在できるようになりました。さらに150坪ほどの畑も隣に手に入れることが出来たので、今年はバジルやトマトを作って食べています。
 
夫はなるべくオーガニックな生活を心がけていて、野菜などは夏場は買わずにもらい物や自分の畑で作ったものを食べています。
 
ここからが私の言いたいことなのですが、私の実家は豆腐を作っています。父は30年くらい前に豆腐を作り始め、今に至っているのですが、世の中にこんなに偽物がおおいことに正直言って驚いています。私も鳥取に帰ってから家業を手伝っているのですが、だんだん分かり始めたのは食品って難しいと言うことです。
 
当社もオーガニックの大豆を使っていますが、全てではありません。しかしスーパーに行ってみると無農薬大豆で作った豆腐というのが結構多くあってびっくりします。特に無農薬国産大豆使用と表示があるものは、5%以上でその表示ができるようです。あとの95%がたとえ農薬まみれの大豆であってもいいのです。もし100%無農薬国産大豆で豆腐を作ろうと思ったら1000円以上するでしょう。
 
当社の製品は148円で、無農薬輸入大豆と国産大豆をブレンドして使っています。この値段では100%国産無農薬大豆を使うのはどう考えても無理です。問題は原材料だけではありません。油揚げの油なのですが、普通は油のなかにシリコン剤が入っています。なぜかというとシリコン剤なしの油で揚げ物をすると泡が立ち、効率が悪くなります。実家ではわざわざシリコン剤を抜いた油を使っているのですが、その油を買うためにはタンクローリー1車分が最低取引単位です。そのために油のタンクを増設したり、余分なコストがかかります。
 
おまけに普通の豆腐屋さんは減った油に新しい油を足すだけなのですが、実家では10メートルの揚げ用機械の油を15日ごとに全部抜いて新しい油を入れています。なぜなら父の考えは酸化した油が一番危ないという考え方だからです。私は大人になるまで自分の親がこんなに一生懸命良心的なものを作っていることに気がつきませんでした。
 
と同時に食品のいいかげんな表示、それを鵜呑みにする消費者にもがくぜんとしました。

























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